格安スマホは店舗契約も可能!店舗がある格安スマホと注意点まとめ

格安スマホの多くはコストを削減するために店舗を持っていません。
契約はネットがメインで、その後のサポートも電話やメールなどが一般的です。
スマホに詳しくない人だと、店舗がないと不安でなかなか乗り換えられないかもしれません。
そんな人におすすめなのが実店舗を用意している格安スマホです。
即日契約ができますし、初期設定や修理受付など手厚いサポートを受けられますよ。
本記事では店舗がある格安スマホと、店舗で契約するメリット・デメリットをまとめました。
格安スマホを店舗で契約するメリット
格安スマホを店舗で契約するメリットは以下の通りです。
- 対面によるサポートを受けられる
- 即日SIMカードや端末を受け取れる
- スマホの実物を触れる
対面によるサポートを受けられる
店舗契約の最大のメリットが対面によるサポートを受けられることです。
契約時には料金プランや端末を店員さんと相談しながら決められます。
電話帳の移行やメール設定といった初期設定サポートをしてくれる格安スマホも多いです。
格安スマホの直営店舗なら、契約後に修理受付や契約変更のアフターサポートを受けられることもあります。
対面によるサポートが受けられるなら、スマホにあまり詳しくない人でも安心ですね。
即日SIMカードや端末を受け取れる
店舗で格安スマホを契約すると、申し込んだその日のうちにSIMカードや端末を受け取れるのもメリットです。
ウェブから申し込む場合、届くのを待たないといけません。
申し込んで配送されるまでは、どれだけ早くても2日はかかります。
店舗なら申し込んで即SIMカードや端末を受け取れます。
今すぐに契約したい、新しいスマホに変えたい、という人におすすめです。
ただし、格安スマホの店舗によっては即日契約に対応していないことがあります。
即日契約したい場合は、事前に店舗へ問い合わせてください。
スマホの実物を触れる
店舗ではスマホの実物を触って試すことが可能です。
スマホのスペックはネットでも調べれば分かります。
ただ、手に持った時のフィット感や質感、重さ、デザインなどはネットで写真や動画を見るだけでは分かりにくいです。
店舗ならネットだけでは確かめられないことも、スマホを実際に手に取って確かめられます。
格安スマホを店舗で契約するデメリット
格安スマホを店舗で契約するデメリットは以下の通りです。
- お得なキャンペーンを受けられない
- 店舗の種類によっては手厚いサポートを受けられない
お得なキャンペーンを受けられない
格安スマホを店舗で契約すると、お得なキャンペーンを受けられません。
多くの格安スマホでは毎月のようにキャンペーンを実施しています。
それらのキャンペーンの多くはウェブ限定です。
店舗で契約するとキャンペーンを受けられません。
格安スマホによっては店舗でも独自のキャンペーンを実施しています。
ただ、店舗は人件費やメンテナンス費などのコストがかかるため、ウェブのキャンペーンほどお得ではありません。
お得に契約したいならウェブがおすすめです。
店舗の種類によっては手厚いサポートを受けられない

実店舗によっては手厚いサポートが受けられないことがあります。
格安スマホの店舗は大きく以下の2種類です。
- 直営店舗
- 契約カウンター
直営店舗であれば契約時はもちろん、契約後もアフターサポートを受けられます。
一方、家電量販店や携帯ショップに設置されている契約カウンターでは手厚いサポートは受けられません。
簡単な相談はできますが、修理受付や契約内容変更などはできないことがほとんどです。
即日契約したいだけなら契約カウンターでも全く問題ありません。
逆にサポート重視で店舗契約するなら、直営店舗がある格安スマホを選びましょう。
店舗契約がおすすめの格安スマホ
店舗契約がおすすめの格安スマホの店舗数と、受けられる主なサービスをまとめました。
店舗数は2020年10月現在のものです。
格安スマホ | 店舗数 | 来店予約※ | 修理受付 | 契約内容変更 |
---|---|---|---|---|
mineo | 約220店舗 | 〇 | × | 〇 |
TONEモバイル | 約90店舗 | 〇 | 〇 | 〇 |
UQモバイル | 約2,700店舗 | 〇 | 〇 | 〇 |
Y!mobile | 約4,000店舗 | 〇 | 〇 | 〇 |
イオンモバイル | 約200店舗 | 〇 | 〇 | 〇 |
楽天モバイル | 約590店舗 | 〇 | × | × |
上記の格安スマホはいずれも店舗数が多く、アフターサポートを受けられる直営店舗もあります。
サポート重視なら、上記のいずれかの格安スマホを選ぶのがおすすめです。
それぞれの店舗数や受けられるサポート内容について、簡単に説明していきます。
mineo
mineoの店舗数は約220店舗、そのうち、直営のmineoショップは11店舗です。
直営店舗の数は少ないですが、データ・電話帳の移行やネットワーク設定といった初期設定サポートを受けられるサポート店舗が約100店舗展開されています。
大手キャリアのサブブランドではない独立系の格安スマホでは比較的店舗数が多いです。
初期設定サポートが充実しているので、初めて格安スマホを利用する人でも安心して乗り換えられます。
また、申し込みをウェブで済ませて店舗で受け取りだけをする「mineoショップオンライン」も利用可能です。
店舗で待つことなくサクッと申し込みができ、さらに即日受け取りできます。
まさに店舗契約とウェブ契約の良いところ取りですね。
注意点として、mineoの店舗は都市部に集中しています。
地方だと店舗が少ないので、サポートを受けにくいかもしれません。
TONEモバイル
TONEモバイルの店舗数は約90店舗です。
直営店舗はありませんが、全国のカメラのキタムラおよび一部のTSUTAYAでサポートを受けられます。
即日契約はもちろん、機種変更や故障受付、初期設定などの手厚いサポートを受けることが可能です。
受けられるサポートは店舗によって異なるので、事前に問い合わせしてください。
他の格安スマホと比べると店舗数はやや少ないです。
完全予約制の店舗もあるため、利用する際は必ず来店予約をしましょう。
UQモバイル
UQモバイルの店舗数は約2,700店舗で、そのうち直営のUQスポットが約170店舗です。
格安スマホの中でも直営店舗を比較的多く展開しています。
UQスポットでは契約はもちろん、修理受付や料金プラン変更といったアフターサポートも充実しています。
さすがは、大手キャリアのサブブランドですね。
ただ、直営店舗はやや都市部に偏っており、地方だと県内に1店舗しかないことも少なくありません。
取り扱い店舗は多いですが、UQスポット以外では新規申し込みと機種変更しかできないので要注意です。
ちなみに、UQモバイルは2020年10月から本格的にauのサブブランドになりました。
今後、auショップに併設される形でUQスポットもどんどん増えることが予想されます。
Y!mobile
Y!mobileは店舗数が約4,000店舗、直営のワイモバイルショップだけでも1,000店舗以上展開しています。
格安スマホの中でも圧倒的に店舗数が多いです。
最近ではソフトバンクショップとワイモバイルショップが併設されているケースも目立ちます。
ソフトバンクの直接のサブブランドだからこそできることですね。
地方にも数多く出店しており、都市部以外に住んでいる人でもサポートを受けられます。
ワイモバイルショップで受けられるサポートは修理受付や下取りサービス、料金の支払いなど幅広いです。
ソフトバンクショップと併設されている分、待ち時間が長いこともあります。
ワイモバイルショップに行く際はオンラインから来店予約するのがおすすめです。
イオンモバイル
イオンモバイルは全国200店舗以上のイオンで取り扱っています。
イオンへ買い物に行くついでに気軽に寄れるのがイオンモバイルの魅力です。
他の格安スマホの店舗は都市部に集中しています。
対してイオンは地方や郊外にも出店しており、幅広い人がサポートを受けることが可能です。
即日契約はもちろん、契約後のプラン変更や故障受付などサポート内容も充実しています。
オンラインで「店舗受付シート」を作成した上で来店すると重要事項の説明が省かれるので、契約にかかる時間を短縮することが可能です。
ある程度スマホに慣れている人は、店舗受付シートを活用してください。
楽天モバイル
楽天モバイルの店舗数は約590店舗です。
もともと店舗数が多かったですが、自社回線を保有する「MNO」になったことで今後さらに店舗が増えることが予想されます。
申し込みや初期設定のサポートなど、基本的なサポートはいずれも対応済みです。
スマホの下取りや契約後のSIMサイズ変更や機種変更などもできます。
ただし、修理受付には対応していません。
オンラインで来店予約ができるので、受付はスムーズです。
また、楽天モバイルは店舗でもお得なキャンペーンを受けられます。
以下のキャンペーンはオンラインだけでなく店舗で申し込んでも対象です。
- 先着300万人まで月額料金が1年間無料
- 初期費用相当の3,300ポイントプレゼント
- SIMのみ契約で6,000ポイントプレゼント
- 端末購入で最大20,000ポイントプレゼント
- 家族・友人からの招待で2,000ポイントプレゼント
ただし「オンライン申し込みで3,000ポイント」のキャンペーンのみ受けられません。
店舗申し込みでもお得ですが、特典をすべて受け取りたいならオンラインから申し込みましょう。
店舗で契約する際に必要な物
店舗で格安スマホを契約する際に必要な物は以下の通りです。
- 本人確認書類
- クレジットカードまたはキャッシュカード(口座振替対応の場合)
- MNP予約番号
- 連絡用メールアドレスおよび電話番号
基本的にはウェブから申し込む際とほぼ同じです。
細かい部分は格安スマホによって異なります。
例えばY!mobileを店舗で申し込む場合は印鑑が必要です(ウェブなら不要)。
事前に店舗へ問い合わせをしておきましょう。
まとめ
以上、店舗で格安スマホを申し込むメリット・デメリットと店舗があるおすすめの格安スマホを紹介しました。
店舗がある格安スマホで申し込めば、対面によるサポートを受けられます。
SIMカードや端末を即日受け取ることも可能なので、急いでいる人にもおすすめです。
店舗契約する場合は、以下の格安スマホの中から選ぶと良いでしょう。
- mineo
- TONEモバイル
- UQモバイル
- Y!mobile
- イオンモバイル
- 楽天モバイル
ただし、格安スマホによっては店舗で申し込むとお得なキャンペーンを受けられません。
オンラインで申し込める人は、極力オンラインで申し込むのがおすすめです。

格安SIMやスマホが好きなフリーランスライター。大学時代に節約のため格安SIMを使い始めたのをきっかけに、スマホライターとして活動中